アンソニー・ホロヴィッツ「ナイフをひねれば」を読みました
振り返るともう一昨年の話になるが、誕生日のプレゼントに表題のアンソニー・ホロヴィッツの「アサガオ殺人事件」の文庫をいただいて読み進めたのがきっかけで、同作者のホーソーン&ホロヴィッツシリーズを読み続けている。ただし、本作は最新作ではない。先日近所の有隣堂に足を運び、いつもの癖でミステリ文庫の平積みを眺めていたところシリーズ5作目が置いてあった。早い、早すぎるよトニー・・・

本作も、回を増すごとになんとも居た堪れぬ不運に晒されている主人公のトニー。今回もしっかり重要参考人となっている。気の毒である。
ホーソーンとの心の距離はあるのかないのか、ついついこういったバディものには2人のなんだかんだ垣間見える信頼関係ににっこりしがちな私だが、今作は緊迫感のあるタイトなスケジュールの中で動く物語だからか、有無を言わせぬ(いつもそうか)黙ってついてこい感が強かった気がした。黙々と聞き取りを進めるホーソーンは、真剣だったということなのかもしれない。
物語の中の事件解決とはまた違う軸で進んでいくトニーのホーソーンという人間への興味関心・探求は、たまにこちらをハラハラさせる。今回で言うと、ホーソーンのマンションに逃げ込んできたトニーが書斎に忍び込み、さらには偶然の客人との対面シーンだ。
私は実は、ホーソーンを、40歳?40前半という表現があったと記憶しているが、なぜかダニエルクレイグで脳内変換してしまっている(カジノロワイヤルあたりの)。コミュニケーション下手なところや、とはいいつつ女性とはうまくやるところが妙に合う。あとケヴィンとうまくやっている感じとか。
劇評家の事件がメインに据えられているわけだが、歪んだジャーナリズムの成れの果てや、正義となることがなかった裁判、無実のトニーに罪が着せられていく人物描写など今回も楽しい作品だった。今回もどこかにアガサの強いオマージュはあったのだろうか・・・
次は、「優等生は探偵には向かない」を読んでみたいと思っている。試験勉強は忘れた。
朝井リョウ「正欲」を読みました
先週、私が好きな本屋さんである「かもめBOOKS」さんに行く機会がありました。
というのも、神楽坂にあります榮林という中華料理店に酸辣湯麺を食べに行ったのです。
友人と最近カップ麺、即席麺の酸辣湯麺にハマっており、その監修店に行ってみようとなったのです。
美味しかったです。
ランチコースを予約したのですが、酸辣湯麺がハーフサイズだった為、サイズアップをお願いしました。
店員さんにはかなり驚かれ、2回も確認いただきましたが、無事完食。
やはりカップ麺は、すこし味が濃いめ?ジャンキーさがありましたね。お店の味はスープが少し優しめで、その代わり胡椒が効いているように感じました。美味しかったなあ。
その後、いろいろ散歩してから最後に本屋に寄りたくなり、立ち寄ったのが先述したかもめBOOKSさんでした。
数年前に初めて行ったのですが、私が大好きなフェルナンドフォンシーラッハの短編を複数置いていて、信頼できるセレクトのお店です。
そんなセンス惹かれる本屋さんで、今回なぜか手を取ってしまったのが朝井リョウの「正欲」でした。
いや、どこの本屋でも置いてるやつ〜〜〜〜!(有名な、という意味で)
私はあまり国内作品を読みません、いつも読むのは海外ミステリー。推理物がほとんどです。
ですので、本当に気の迷いに近い形でこの本を購入したのです。
読んだ結果、正直かなり喰らいました。まだ少し、気持ちが沈んでいます。
冒頭のあの数ページを読んで、すごく救われたのと同時に、とても苦しくなったのです。わたしも感じていた感覚が、全て重なるわけではありませんが、言語化されたページでした。
会計の原則のようなものに、会社の活動はずっと続いていくという前提があります。会社は、清算することを予定してはいません。完全に事業を継続していくことが、さまざまな会計処理の前提になっているのです。
人間の生活も、皆そう思っていると思っています。当たり前に続いていくものであると。
別に日々感謝すべきとかそういう話ではなく。私がメイクを落としてから寝るのも、明日肌荒れしたら嫌だなあという思いからです。我々の行動のひとつひとつは、そんな無意識の続いていく明日を予期しているんですよね。
恥ずかしながら、私は中学生あたりにいろいろな経験があり、極端な選択を考えたことがあります。一度、その選択肢が出てきた経験があるからなのか、無意識の明日を形づくる行動をとりながらも、どこかでふと終わらせたいという気持ちと過ごしてきました。
そんな自分がこの小説を読んで、なぜこんなに引きずるほどに喰らってしまったのか。まだ答えは出ていないのですが。
短絡的ではありますが、生活を共にする誰かを見つけたいなと思いました。自分の汚らしい部分を、そこにそっとあることを、ともに観測してくれる人がいたらなあと。
何を言ってるんだ、毎度自分の感想には参るね。
「とらすの子」芦花公園
先々週?に仙台に行きました。
JR東日本のJREポイントを使ったどこかにビューンというやつで、往復6000ポイントで行けました。
日頃、まあまあ駅ビル施設で買い物をしたりSuicaを利用しているので当時は16000ポイントほど貯まっていました。
実は狙っていたのは新潟と長野どちらかだったのですが・・・また今度使うことにしたいとおもいます。
とはいえ、経理部は年末から年度末、そして株主総会までずっと高負荷なので少し先になりそうですが。
仙台は大学時代に住んでいたこともあって、かなり馴染みのある街です。
新しいお店や観光地に赴く、というよりは当時から好きで通っていたカフェや飲み屋に顔を出すことが圧倒的に心地よく、今回も例外ではなく、結局慣れ親しんでいる場所を巡ってしまいました。
中でも、一番町通りアーケードのあゆみBOOKS(あってるか?)はよく本を購入していたところで、懐かしかったです。
最近は店内も色々コーナーや配置が変わって少しばかりこじんまりと整理がされている気がします。
が、レジ前入り口付近のコーナーの作り方が好きで、今回は料理本料理・食事系漫画が集められていました。素敵。
そんなこんなですが、私は基本文庫本でかつミステリーを好みますので、創元社あたりを見ていたのですが。。
タイトルの本は発売当初の頃から気になっていて、文庫本になっていたのか、と購入してしまいました。
朧げながら、ミステリだと思っていたのですが、がっつりホラー?で驚きました。
ホラーは、ミステリとはまた違う感覚で読み進められますね。うまく言えないけど、少し邪な好奇心?というか。言語化下手だな

日常に潜む「悪魔」ですね、おぞましいのに艶めかしい。騙されているのか、いないのか。
読後のすっきり感はない(ホラーなので当たり前か)ですが、とても楽しく読めました。
一人、旅行先で読むものではなかったですが、慣れ親しんだ仙台だからこそ、読めたのかも。懐深いね、仙台。
メインテーマは殺人_感想

どうも、ユッサンです。こんばんは。
新年度が始まり、実は部署異動をしましてかなり忙しい平日を過ごしているのですが、その反動で週末は何か充実させたいという気持ちが強くなってきました。ただ、資格勉強には全く心が動かなくなってしまい、積読解消に励みたくなっております。
と言いつつ、今日感想を認めたいのは昨日購入した文庫本です。思い出せるだけで4冊の積読を抱えているのに、昨日フラッと書店で購入してしまったのです。しかも新品、海外ミステリは文庫といえど1冊1,000円超えが通常なので、勢いで買うと金額にちょっとびっくりしてしまいます。
今日は、アンソニー・ホロヴィッツの「メインテーマは殺人」の感想を。
この著者の作品は先日、と言っても1年前?に読んだカササギ殺人事件がアガサクリスティーのオマージュだらけで、なかなか思うように楽しめなかったことから距離を置いていたのですが、文章自体はすごく好きだったので、別シリーズで再チャレンジした次第です。
結局のところ、めっちゃ面白かった・・・!
まず設定が面白い、著者が出てくるなんてなかなかない。フィクションとはいえ、著者の近況がリアルに描かれているのもくすぐられる。また、ホームズとワトソンを彷彿とさせる(というかかなり意識されている)探偵コンビの推理が進められていく雰囲気が良い。頭の切れる元警部ホーソーンに、愚痴づきながらもだんだんと距離が縮まっていくのが微笑ましい。あと、あまり自分はやらないのだけど、一緒になって犯人探しをしてしまうのも憎い。すっかりトニーと同じ推理をやってしまった時は、自分は凡人だなあと笑ってしまった。(著者にまんまと嵌められている、という意味で)
それにしても本当に王道コンビものだった。自分もホーソーンのことが知りたくなってくるし、こいつとは相容れないなと思うところが多くなってきた中盤で、とある出来事を同じように想い悼む二人が並んで描かれた時に、良いコンビになってきたじゃない・・・と嬉しくなった。最後もまた・・・・続きが本当に楽しみだ〜!
個人的には刑事?事件?ミステリものはピエール・ルメートルの「悲しみのイレーヌ」がダントツで好きなのですが(陰湿な事件とジメジメとした結末の後味がすき)、こういう王道系も手が進んで面白かった。早速、シリーズの続きである「殺しへのライン」「その裁きは死」を読みたいと思う。積読に加わる模様。
そしてミランダを殺す、読みました
こんばんは、ユッサンです。
読書が趣味なのですが、新しい海外ミステリ作家を発掘したくピーター・スワンソンの「そしてミランダを殺す」を読みました。
好きな作歌のピエール・ルメートルにタイトルの感じが似てたので選びました。ルメートルのヴェルーヴェン警部シリーズのタイトルが「悲しみのイレーヌ」「その女アレックス」「傷だらけのカミーユ」「母なるロージー」なんですよ、ちょっと似てませんか?
最近読んでいたのは主人公が推理側だったので、今回は実行犯というか犯人側の心理描写が多く、また違う感じで読めました。ただ個人的には推理側に回ってる作品の方が読んでて楽しいかな、とちょっと気づきました。

そしてミランダを殺す、のネタバレが少し入るのですが、人はそれぞれに大きい小さいはあるものの矜持?信条?があると思ってます。主人公は幼少期の出来事や環境から罪を犯すことに対する意識が倒錯していくわけですが、大人になってもその感覚は変わらず、あまりにも淡々とこなされていく犯罪が潔く見えてくるところが怖かった‥‥
もちろん共感する部分がないわけではないのです。信じていた恋人に裏切られて苦しむ、復讐報復したいと思う気持ちはよくわかるんですけども。ほんとずれてしまっている感覚はたったひとつなんですよね、主人公。日常に溶け込むサイコパスってこういう感じなんだよな〜、物語のきっかけの突拍子のなさもある種、そんな日常に溶け込むサイコパスを表現してるのかも?(何言ってるか分からなくなってきた、すみません)
個人的にルメートルの陰湿かつスリリングな展開が好きなので、ちょっと好みとは違ったのですが、後半は速度も上がり楽しく読めました。まあ2度3度の驚愕があったかと言われると、そこまでではないかな。
次の積読はアガサクリスティーです、実はちゃんと読んだことないのでまた感想書こうと思います。読書ログを残したことなかったので、文章下手なのに気づいてしまいました・・・(笑)その辺りの練習にもしましょうかね。
ではまた。ユ
冷蔵庫を買いました
こんばんは、ユッサンです。
先ほど行きつけの家電量販店(初めて上京してからずっとそこ)で冷蔵庫を買いました。今使っている冷蔵庫は私が大学進学の時に購入した2014年製の2ドアタイプで容量は137Lでした。省エネ性能なんて多分星つかないんじゃないでしょうか。一昨年ごろから、昨今のふるさと納税ブームや自炊の際に冷凍食品(特に野菜)を多く使うようになったので、なんとなくずっと買い替えたいな〜という気持ちでいたところでした。
新しく買ったものは280Lの大容量です、ほぼ2倍です。新しい家電を買うのは気持ちがほくほくしますね。パートナーがいるわけでもないのですが、二人暮らしサイズです。買う決心をつけるために母と父にライン。元々買おうとしていたものの口コミを見て尻込みし、結局今使っている物と同じメーカーにしました。予算オーバーではありますが、父が諭吉2人を派遣してくれたことと、父譲りの値切り交渉で、まあ許容範囲かなと。
これからの自炊がとっても楽しみです。実は最近、異動の時期だったのですが、希望の部署への異動が叶わず、少し気持ちが沈んでいます。でも、気持ちが沈んでも食欲は衰えることがなく、毎日ちょこちょこと楽しく自炊に励んでいます。気分転換になっているのかもしれないです。今日は仕事を定時で終え、グラタンを作りました。ジャガイモを使いすぎたので太りそうだなと思いつつ、まあ健康的に生きれれば良いかな〜なんて。気にしているようでもはや気にしていません。

さて、春からは質素に暮らしましょうかね。
ではまた。 ユ
自己紹介
おはこんばんは。
ユッサンと申します。
なんとなく文章を書きたくなり、始めました。
27歳、横浜で働いているOLです。出身は東北の方で、22歳の時に上京しました。
趣味はゲーム(PS5、Switch)、読書、サウナでインドアウーマンです。
最近はコーヒーやお茶も好きで、おうちカフェ(節約)しながら色々試してます。
今年は自転車で遠出したり、散歩したりも楽しいだろうな〜と思ってます。
先週早速、ちょっと電車に揺られて海を見に行きました。

これからも、たまに書く日記みたいな感じで使えたらと思ってます。
もしたどり着いた方がいたら、あたたかい目でご覧になってください〜
ではまた。 ユ